2019-04-19 サクラ咲く トラウト 本流の釣り ようやく仕事の山場を越え、日々午前帰りも落ち着いた昨夜。先日からこの金曜日は絶好のチャンスと思い気が付けば日本海側の川へと辿り着いていた。サクラしかし朝から天気は悪く、県をまたいだ頃から小雨降る。天気予報では曇りでしたが少々の雨なら何とかなる。暗ければそのぶん魚も警戒心薄れるだろう。 中流域では工事と雨の影響により濁りが発生。遡上する個体はどこだと道なき道を進みます。 午前は水質観察に時間を費やしながら気になる所へmatsuミノーを泳がせる。先日頂いたプロトモデルの泳ぎ、アクション、沈下速度を確認しておりました。 気温も低く、補修したウェーダーはまだ水が入る。途中タイツでも買いに行こうかという程寒くて小一時間休憩を取る。そしてアラームと同時に起き、目覚めの一服をしながら川を見る。前回のバラシた思いから今回は釣行前に友人に「サクラマスを釣ってくる」と言いきっていました。言って簡単に釣れるような魚ではないのは百も承知。ただ、何故か今日は釣れる気がしていた。そして新型matsuミノーの2306号の飛距離と泳ぎも抜群に良く、「今日はこれで釣る」と決めた。自分なりの「その時間」にサクラマスは動き始めるはず。そう思い準備にかかります。そして対岸へ撃ち込むこと45分。その時は来た。トゥイッチする右手に衝撃がはしり、「来たっ!」と思った瞬間一気に走り出す。同時にドラグも気持ち良く滑り出てゆく。ファーストランを止め慎重にファイトを楽しむ。ロッドは絞り込まれ、そして耐え、突然「フッ」と軽くなったと思えばコチラ目掛けて走ってくるサクラマス。そして激しいエラ洗いも見せてくれる。目測からデカイのは確信出来て、フックもしっかり掛かっている。後はランディング。ネットには収まらないのでゆっくり後退りしながら陸に向かいますがその間4度ロッドを絞り込まれる。 ぅうおりゃー!!これがサクラマスじゃー!!興奮したままNori1022氏とテレビ電話。手の震えが止まらず、とにかく興奮していたのを覚えている。そしてルアービルダーのmatsuさんにも報告。matsuさん、2306号を大量生産じゃー!!(笑)早く撮影を済ませ川へ元気に戻っていってくれました。遡上途中にごめんよ。でもどうしても一度は顔を見てみたかったんだよ。元気に子孫を残しておくれ。そして最高の時間を有難う。その後はキャストする事なく車へ戻り、冷えきった体を温めて帰路に着くのでありました。 サクラ散る僕にはサクラがサキマシタ。魚に感謝、人に感謝、自然に感謝感謝