1本縛り

今日は鱸釣りの話し。

特にコレといった事はないけど、「縛り」で釣りをするのもまた面白い。

今回の縛りは「ベイトタックル」と「ルアー」を縛りとし、シーバスを狙う事に。

ベイトタックルはいつものGクラフト MSLB-912-TR
リールはSHIMANO カルカッタコンクエスト301
ルアーはダイワ セットアッパー125S DR

ポイントに到着するも北風で水面がざわつく感じでベイトが沈んでおり、イマイチな反応を示す。

風が止むまでもう一つ隣のポイントへ行く事に。

コチラに着いた頃には風も収まり始め、ウルメイワシが水銀燈周辺へ屯する。

その下にはシーバス達が数匹タイミングでベイトに襲いかかる様子でココはパス。

そして水面をチェックしていると僅かな波紋が僕の視界に舞い込んできます。

これは間違いなく居るな。

そう思いタックルを用意して僅かな波紋が進む方向を見ます。

2つの波紋が1つになったその瞬間手前の駆け上がりを通すコースを狙いセットアッパーを引く。

すると波紋が散り始めた瞬間駆け上がりにルアーをノック。(暗いからわからへんで、多分やで)

姿勢を崩し止まったセットアッパー目掛けてアタックしてくるシーバス。

ティップから瞬時に伝達されたアタリは反発的にフッキングへと働きます。

暴れまわるシーバス

横へ走りエラ洗いするかと思いましたが首振りと横への移動を繰り返し「青物?」と思うほどの動きをします。

そして駆け上がりから引き剥がしランディングネットに収まったのは体高かある70センチのシーバス。

 


f:id:zo5ur53kle:20161022124722j:image

3キロしかおまへん

その横走りのせいか辺りは静かな海へと変わってしまいポイントを変える事に。

幾つかのポイントを回ったもののシーバスの気配は薄く居るけど投げれない、居るけど食わせられないの状況であり僕の引き出しの無さを痛感。

そしてそのまま仮眠を取り朝マズメに備えますが完全な寝坊で参ったお手上げ。

産卵前の荒食いシーズンならココと言う今の状況には当てはまらない考えが出てきてフラッと見に行く事に。

ベストシーズンならこの角で水深1m無いような所だけどガンガンルアーにアタックしてくるよな〜と思いながらそんな過去の良かった事を思い出す時点で負けのオーラが出てますわな。

テトラからサーフの水深1m付近にセットアッパー投げ込んでこのルアーの動きを観察。

すると背後から2匹のシーバスがチェイスしてきて活性高い奴がルアーを引ったくります。

たらふく鰯を捕食しているのでしょうね、良く引いて楽しませてくれます。

しかし僕にMSLB-912を握らすと言う事は鱸イジメをしろと言うかの如く脳震盪ばりのフッキングで魚の動きを封じ込めます。

さてランディングに入ろうかと思いネットを探すもまさかの車内に放置。

仕方なくテトラを降りフッキング場所を確認してからのハンドランディング。

 


f:id:zo5ur53kle:20161022124739j:image

 

72センチ2.5キロのガリクソン


f:id:zo5ur53kle:20161022124753j:image

 危なかった〜

こりゃイカンと思いランディングネットを車に取りに行きますが戻った頃には静かな海。

しかし目を凝らしサーフに広がる僅かな波紋を見つけそのままサーフゲームへ。

期待を膨らませながら移動してる時が一番楽しい時でもある。

そしてベイトボールが大きな波紋となった瞬間水面を割るシーバスとチヌ。

ベイトの向かう方向を予測しルアーを投げ込みます。

コツコツとベイトに当たる瞬間止めて、巻いて、を繰り返し浅瀬へと追わせます。

ルアーが見える距離に来た時背後から年無しのチヌがチェイス

しかし食わせきれずUターン。

と思ったら下からソゲがアタックw

しかしそれに気付かなかった僕はリトリーブしており水面ギリギリでソゲがUターン(泣)

サーフゲームのベイトタックルでヒラメとか格好いいじゃないかと妄想を膨らませフガー!フガー!と鼻息荒げてルアーを投げ続けます。

するとベイトボールを抜けた途端ティップが入り派手なエラ洗いを見せてくれます。

元気なシーバスは1m近くジャンプし掛かったルアーを外そうと激しく暴れます。

ココでエラ洗いさせないようにロッドを寝かすとかこのタックル使う意味が無いのでロッドは常に天を指し強引に海からズリ揚げます。

 


f:id:zo5ur53kle:20161022124822j:image


f:id:zo5ur53kle:20161022124831j:image

元気な65センチシーバス

これくらいのサイズが一番楽しめるサイズだと思いますね。

80超えても重たいだけで体力の無いように思います。


撮影を速やかに行い優しくリリース

ナイトで鱸の動きは理解出来てるだけあってデイゲームだと目に見えるしどのタイミングでエラ洗いするかもわかるので繊細な釣りをするのも良いけれど、そんな事してたらタックルが泣いてしまいますわな。

ある意味魚には一番優しいやり取りなのかもしれないね。


そんな「縛り」のシーバス釣行でしたとさ。

 

Rod:G-craft MSLB-912-TR
Reel:SHIMANO カルコン301
Luar:Daiwa セットアッパー125S DR
Line:G-Soul JigmanX8 3号
Reader:DUEL カーボナイロン30lb